7月25日週間シナリオ(第5週)
先週は
ユーロオージー
ドルカナダ
オージーカナダ
をスイングとして持っていた。
どれも順調に利益を含んだが、
ユーロオージーの追加が飛び乗り感があったり、
B.Bセンターラインにタッチして上髭で終わって
含み益が減ったりと、
上手に利益を伸ばせなかったのが反省点。
今週はビッグイベントがあるので
それまではノーエントリーで。
しいていうなら、
ユーロオージーに
またロングサインが出現しそう。
ドルカナダはmission002を
作りそうだが、
YAOの分析だとショート推奨ということ。
たしかに、ショートがよさそうな雰囲気。
様子見でSMA200をブレイクしてからでも遅くはなさそう。
とりあえずはBOJが終わるのを静かにまとう。
7/20 entryとポジション
本日、クロス円は堅調。
日経は反落。
ソフトバンクの買収ネタで
ポンドの玉が消化されているのか不明な状態。
にもかかわらず、
ホールドしていた、ポンド円は含み益が100pipsを超えていた。
クロス円が堅調であり、ドル円はbidがならんでいて
堅調であるため、ポンド円は take profit.
さらにそこからドル円のロングエントリー。
日銀会合まではドル円は上昇する公算が濃厚ということ、
ロング追加したとのメルマガを受けたので、それに従った形でのエントリーであった。
と同時に、ポンドのショートポジションを構築するために
ポンドドルを0.2lotエントリー。
週初めから持っているスイングポジションは
EURAUDは追加したポジションは今日のDipで建値撤退になっている。
結局0.1lotになっていたので、また追加した。
AUDCADは、ぼちぼち含み益。
ミドルラインを終値でタッチしないのでホールド。
ドル円は107円に近づいてきたので、そろそろ、反落の兆しが見えるのか。
ポジションを縮小するのが賢明なのかもしれない。
ヘリマネはあるのか? 狭義のヘリマネはなくても、広義のヘリマネならあり得る。
ヘリマネってなに?
ヘリマネの定義は一様ではないが、「政府の財政出動を中銀の紙幣発行で補う政策」との説明がイメージに一番近いかもしれない。
要するに、通常の財政出動を行いつつ、その原資を「日銀による国債の直接引き受け」によって調達することをヘリマネと呼ぶことが多い印象である。
この点、新発債のほとんどを日銀の量的・質的金融緩和政策(QQE)で購入している現状が「実質的なヘリマネ状態」という評論は当初から頻繁に見られてきた。
両者の違いを見出すならば、消費税引き上げを中止ではなく延期としているなど「財政再建の旗」を降ろしていない点だろうか。
「ヘリコプターからばらまく」というイメージに沿えば、ばらまいたお金を回収するという意思は想定されない。だからこそ満期の無い永久債発行が取り沙汰されるのである。
狭義?広義?
最も狭義のヘリマネとは、日銀が、資産を買い取ることなく日銀券を発行し続けるということ。つまりお金をたくさん印刷してばらまくといういこと。これはさすがに市場の大勢は「できない」と判断している。
では広義のヘリマネとはなにか?
1.日銀の保有国債を永久債に換え、実質的に消却し、浮いた利払い分を他の必要な政策項目に割り当てるという内容。
2.有力財源の当てが不明確なまま、政府が短期的な資金繰りとして赤字国債や建設国債を増発し、
日銀がマイナス金利付き量的・質的金融緩和(QQE)を強化し、財政拡張・金融緩和強化を長期間継続すること。
3.日銀のQQEが長期化する兆しがあり、政府が大幅な赤字国債の増発に踏み切った場合、日銀が政策を維持したままでも、
事実上、ヘリマネと同じ効果が出るとの見方が市場で広がりつつある。
再三否定されているヘリマネ実際には?
再三否定されているのは
「狭義」のヘリマネに対する見解と思われるが、
市場で取り沙汰されている
「広義」のヘリマネに対する黒田総裁の発言は今のところない。
先日の選挙で大勝した安倍政権。
狭義のヘリマネではないにしても、
広義のヘリマネなど
なにかしらの動きをしてくるのは、可能性が高そうである。
2016年7月第4週 週間シナリオ ドル円の戻りは110円が限界。107円が現実的なレベル
ドル円の戻りはどこまでか。戻っても110円が限界である。
図に書いてあるように、107円をメドとして少額ずつショートを構築していく。
トレンド転換すると損失は大きくなるが、それは可能性が低いのと、介入などない限り一気に上昇するとは考えにくい。
EURAUDの日足
ここ2か月以上続いた下落もそろそろ調整が入ってもいいのではないかと思う。
月足でのレンジ下限にも迫ってきているので、反転上昇が見込めるのではないだろうか。
レンジ下限にロスカットラインを置いて長期口座でのロング構築していく。
AUDCADの日足
mission 001が出現しそうで下落が見込める。
ロスカットを直近高値においてショートを構築していく。
最後にポンド円
ポンドは長期スパン的に下落が避けられない。
ポンド円も下落するであろうが、ドル円の戻りがどこまで上昇するかがカギを握っている。
逆にポンド円が主導となって下落するのであればドル円も軟調になることが考えられる。
ポンドもすこしずつショートを構築していく。
トルコでクーデターがあり、週末あけのマーケットはリスクオフに窓をあけるのかもしれない。
そうした場合は、窓埋めを待ってエントリーするのがいいのかもしれない。
ドル円の現状とこれから. 2016 FXで勝ち続けるために。
まずはUSDJPYは107円が目処。
7月10日の参議院選挙ん与党大勝、そして翌日11日にFRBのバーナンキ前議長が来日して黒田総裁と会談を行った。
バーナンキは緩和をしてデフレ脱却を提唱する人物である。その会談で安倍首相は「デフレからの脱出速度を加速したい」とコメント。
このコメントがヘリコプターマネー実施の憶測を呼び、USDJPYは一気に急騰した。
この急騰はイギリス離脱による下落といえど99.00円だったUSDJPYをが105.00円までの6円の上昇をみせ、
これは今年に入って一方的に下落していたUSDJPY相場の底入れに成功したと見ることもできる。
しかし、黒田総裁は「法的枠組みと矛盾する」として記者会見では毎回きっぱり否定してるため、実際に実施される可能性は極めて低い状態である。
さらに、
105円からは売り遅れた本邦輸出勢の米ドル売りが並んでいる。
これがUSDJPYが99円台に急落してからの反発をする局面での上値を抑えている原因となっており、
これらの理由によりUSDJPYの戻りのメドとしては107円レベルまでとなる公算が大きい。
上昇しない理由
しかし、大勝した安倍政権。今までよりより大胆な経済政策が期待され、まだまだUSDJPY上昇するのはないとの懸念もある。しかし、そうは簡単にならない大きな要因が2つ存在する。
まず1つが
今年に入って大きく円高になっている(英ポンドに対して60円、米ドルに対して20円の急騰)にもかかわらず他国はこれを問題視しておらず、冷ややかな対応しかしてくれないこと。
アメリカに至っては単独介入を牽制している。
2つ目は、
イギリスは先日7月14日に「8月に利下げする」ことを強く示唆したこと。
これにより GBPJPYはまた大きく下落することを示唆しており、これが同時にUSDJPYの上値を抑えることとなる
下落は100円を割り込む!?
アベノミクス相場の50%の100.60円レベルで踏みとどまったUSDJPY相場。
売り遅れた本邦輸出勢の米ドル売りに上値を抑えられ107円レベルで抑えられると仮定すると、これが下落の絶好の戻り目となって、次の下落は100円を明確に割り込む可能性が濃厚。
ヘリコプターマネーや大規模経済対策の議論まで飛び出し反撃に出た‘円’。
この動きは107円のレジスタンスを上抜けるかどうかで、今後のUSDJPYが変わってくる。
107円をぶち抜けて上昇トレンドになる1?
他方、今月の米国雇用統計はサプライズ的な良い数字で、先送りされていた米国の利上げが再度意識されるようになってきた。
また、6月米卸売物価指数は1年1ヶ月ぶりの大きな伸び、新規失業保険申請件数は43年ぶりの低水準、ダウ/SPは3日連続最高高値更新。原油は上昇、金は反落している。
つまりリスクオン状態であり、そうであれば、USDJPYは堅調とういう方程式となる。
すなわち、ヘリマネの憶測だけがUSDJPYを堅調にしているのではなさそうである。
まずは、USDJPY のロングポジションは107円に向かって縮小していくのが賢明であり、107円を超えていけば押し目買い。反落すればショートを構築していく計画である。
そして、金のロングも仕込んでも面白いかもしれない。