イギリス国民投票 最終的な結果が出るのは24日金曜午後!!
BrexitかBremainか!?24日金曜の正午には分かる!
結果はその日になってみないとわかりません。
私はBremain(残留)だと思っています。
なぜなら、あの有名な
ジョージ・ソロス氏が現在のマーケットに向けたコメントが話題をさらっている。
A Bearish George Soros Is Trading Again
ソロス氏、トレーディング再開-世界経済に悲観的
弱気筋として知られる著名投資家のジョージ・ソロス氏(85)が長い休止期間を経てトレーディングを再開している。さまざまな経済・政治問題が世界を苦しめている中で、今がひともうけの好機とみている。
事情に詳しい関係者によると、ソロス氏は先ごろ、世界経済の先行きと、市場が近く大きく変動することへの懸念から大規模な弱気のポジションを取るよう指示した。
同氏率いる投資会社ソロス・ファンド・マネジメントは、各市場の軟化を見越して株式を売却する一方で、金と金鉱会社の株式を購入した。同ファンドはソロス氏とその家族の資産300億ドルを運用している。
今回の動きはソロス氏にとって重要な方向転換と言える。同氏は1992年に英ポンドが下落することに賭けて10億ドルの利益を手にしたことで有名になった。
つまり、リスクオフなマーケットだよ!ってね。
ただ、本日6月21日に
再度ソロスは
「米著名投資家ジョージ・ソロス氏が、「残留派」として英国民投票に警鐘を鳴らした。「もし離脱となれば、ポンドは少なくとも15%、場合によっては25~30%急落しよう。これは、私が、1992年9月に、イングランド銀行を相手にポンドを売りまくってもうけたときの15%切り下げをも上回り、さらに、市場の混乱はより大きくなろう。そこまで下がると、ポンドとユーロはパリティ(1ポンド=1ユーロの等価)となる。こんなかたちでの『ユーロと共同』は誰も望まないことだ」
いまや、市場内の投機マネーの力がはるかに大きく強くなっている。彼らは、英国選挙民の間違いを激しく突いて仕掛けてくる。Brexitは、一部の人たちを金持ちにするが、多くの有権者を非常に貧しくする。」
出所nikkei
つまり、Brexitはダメ!ゼッタイ!って言ってます。
ソロスがなんと言おうと、イギリスがEUから離脱するのか、残留するのかは国民の投票次第ではありますが。
離脱を支持しているのは、主に貧困層だそうです。
そして、発行部数トップの大衆紙「サン」、他「タイムス」「テレグラフ」も離脱を支持しているそうです。
TV討論会で結果が揺れ動く
さらに21日にあるTV討論会では離脱支持派のボリスジョンソンも参加するみたいです。
イギリスでは日本と違ってTV討論会は影響力があるようです。
先日の6月9日のTV討論会では
『残留が決まれば、EUの今年度の財政赤字200億ユーロのうち、
イギリスは24億ユーロの負担を迫られるだろう』
という討論内容で、
24億ユーロという金額を見て、離脱派に揺れ動いた人も多いはず。
21日の討論会のもたらす影響でどちらに傾くのか、注目ですね。
討論会は日本時間は22日の午前4時からスタートです。
結果次第でポンドクロスは15%動く!?
もし仮にBrexitになれば
ポンド円は20%下落してもおかしくないでしょう。つまり120円を目指す。
逆にBremainになれば
10%程度上昇するでしょう。
シカゴIMM通貨先物ポジション推移では
ポンドショートが溜まっていますので
もし上昇となれば、これらのポジションのストップロスを巻き込んで
急騰する可能性も十分あります。
エントリーするだけで100pipsの含み損!?
ポジションをもったまま24日を迎えるのは非常に危険です。
そして、この結果が出る時間帯はスプレッドが広がるのは容易に想像できますが
最悪1円とか広がることもあるそうです。
エントリーしただけで
100pips含み損からスタートって。。。。
笑うしかないですよね。
様子見して、相場が落ち着いてからしっかりポジションとるのが賢明でしょうね。
戻りを待って売りで入る
シナリオとしてはBremainという結果になって
ポンド円、ドル円は急騰。
ドル円はどうせ100円を目指して下落するという公算が大きいので
急騰したところは絶好の売り場と考えます。
ですので、そこでドル円をエントリーです。
ポンド円はどうなるかわからないので、スルーです。