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ドル円の現状とこれから. 2016 FXで勝ち続けるために。

まずはUSDJPYは107円が目処。

7月10日の参議院選挙ん与党大勝、そして翌日11日にFRBバーナンキ前議長が来日して黒田総裁と会談を行った。

バーナンキは緩和をしてデフレ脱却を提唱する人物である。その会談で安倍首相は「デフレからの脱出速度を加速したい」とコメント。


このコメントがヘリコプターマネー実施の憶測を呼び、USDJPYは一気に急騰した。


この急騰はイギリス離脱による下落といえど99.00円だったUSDJPYをが105.00円までの6円の上昇をみせ、
これは今年に入って一方的に下落していたUSDJPY相場の底入れに成功したと見ることもできる。

しかし、黒田総裁は「法的枠組みと矛盾する」として記者会見では毎回きっぱり否定してるため、実際に実施される可能性は極めて低い状態である。

さらに、

105円からは売り遅れた本邦輸出勢の米ドル売りが並んでいる。

これがUSDJPYが99円台に急落してからの反発をする局面での上値を抑えている原因となっており、

これらの理由によりUSDJPYの戻りのメドとしては107円レベルまでとなる公算が大きい。



上昇しない理由

しかし、大勝した安倍政権。今までよりより大胆な経済政策が期待され、まだまだUSDJPY上昇するのはないとの懸念もある。しかし、そうは簡単にならない大きな要因が2つ存在する。



まず1つが

今年に入って大きく円高になっている(英ポンドに対して60円、米ドルに対して20円の急騰)にもかかわらず他国はこれを問題視しておらず、冷ややかな対応しかしてくれないこと。
アメリカに至っては単独介入を牽制している。



2つ目は、

イギリスは先日7月14日に「8月に利下げする」ことを強く示唆したこと。
これにより GBPJPYはまた大きく下落することを示唆しており、これが同時にUSDJPYの上値を抑えることとなる




下落は100円を割り込む!?

アベノミクス相場の50%の100.60円レベルで踏みとどまったUSDJPY相場。
売り遅れた本邦輸出勢の米ドル売りに上値を抑えられ107円レベルで抑えられると仮定すると、これが下落の絶好の戻り目となって、次の下落は100円を明確に割り込む可能性が濃厚。

ヘリコプターマネーや大規模経済対策の議論まで飛び出し反撃に出た‘円’。
この動きは107円のレジスタンスを上抜けるかどうかで、今後のUSDJPYが変わってくる。



107円をぶち抜けて上昇トレンドになる1?


他方、今月の米国雇用統計はサプライズ的な良い数字で、先送りされていた米国の利上げが再度意識されるようになってきた。

また、6月米卸売物価指数は1年1ヶ月ぶりの大きな伸び、新規失業保険申請件数は43年ぶりの低水準、ダウ/SPは3日連続最高高値更新。原油は上昇、金は反落している。

つまりリスクオン状態であり、そうであれば、USDJPYは堅調とういう方程式となる。

すなわち、ヘリマネの憶測だけがUSDJPYを堅調にしているのではなさそうである。





まずは、USDJPY のロングポジションは107円に向かって縮小していくのが賢明であり、107円を超えていけば押し目買い。反落すればショートを構築していく計画である。
そして、金のロングも仕込んでも面白いかもしれない。